2011年03月21日

寿永の桜つぼみふくらむ

 当交流センターから車で約10分。島田市川根町笹間上にある久円寺の「寿永の桜」のつぼみがふくらみました。写真は昨日撮ったものです。

 寿永2年(約830年前)に、源平の富士川の戦いで敗れた平清久(不詳)が落人となってこの地に移り住み、植えたと伝えられる桜です。

 市の指定天然記念物に指定されています。
 樹種はエドヒガンの垂枝品(シダレザクラ)だそうです。

 今年は、天候にもよりますがあと数日で開花、土曜・日曜日(26日・27日)頃が見ごろになると予想されます。

 
  

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2011年03月20日

元気な声が

 昨日からS中学校野球部に泊まっていただいています。
 午前中から来ていただき、ウォーミングアップやバーベキュー、卓球も楽しみました。
 しっかり勉強時間もありました。

 夕食時には、「震災地のことも考えて何でもいっぱい食べて」とスタッフから声がかかり食欲旺盛でした。

 ひと晩でしたが「同じ釜の飯を食い」、楽しく団結力も高まった様子でした。
  

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2011年03月19日

情報交換会

 昨夜、当山村都市交流センターの情報交換会が開かれました。
 一昨年の開館以来、地域の方々に出席をいただき定期的に開催しているものです。

 交流センターの運営状況や宿泊者のアンケート調査の結果等を報告して意見や提言を伺おうとするものです。
 そして、利用者にとっても地域にとってもより良い施設にしていきたいと考えています。

 昨夜は、今年度の宿泊者の内、約1650人からいただいたアンケート調査の結果が報告され、特にアンケートに書いていただいた多くのコメントが報告されました。

 さらに今年度の運営状況や、「体験メニューの充実」や「情報発信の方法」「イベントの開催等冬季の誘客」等、平成23年度の運営の基本的な考え方を説明し、地域の方々からも積極的に意見等をいただきました。

 いずれにしても地域ぐるみで応援していただくこと、より地域に波及効果を高めていくことが必要であることを申し合わせました。
  

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2011年03月18日

人参の試食

 当交流センターの花壇菜園?の人参が食べ頃になりました。
 
 昨年秋に種まきをしたものでミニキャロットという種類だそうです。
 根茎の長さは15㎝位ですが、この種類は人参特有のにおいが少なく、甘味があって生食用としてよく用いられると説明書きにありました。

 掘り出してさっそく試食しました。
 よく噛んでいると甘味がじんわり。何よりも新鮮さがおいしく感じられました。

 人参の鮮やかなオレンジ色はカロチンと呼ばれる色素で、キャロットの語源にもなっているとか。
 カロチンは体内でビタミンAに変化しますが、カロチン自体も体内で重要な役割を果たしているそうです。

 収穫した人参のオレンジ色が薄いのが少し気になりましたが。
 
  

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2011年03月17日

すずめたち

 今朝の当交流センターの運動場です。
 すずめ達が何かをついばんでいます。
 春を待ちきれないというのでしょうか。
 そばへ行っても逃げようとしません。

 東日本大震災の被害が報道されています。
 今もテレビで、30数万人の人達が避難生活を送っていると報じています。
 その上今朝は氷点下になったとか。

 ここ笹間でも薄氷が張っている所がありました。

 こうした中で私達ができるこは何でしょうか。
 それぞれの立場で節電等の省エネや自治体等の呼びかけに応えていきたいものです。
  

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2011年03月16日

研修結果発表会

 農山村6次産業化を担う新たな人材育成に向けての研修発表会がありました。
 県農業構造改善協会が実施しているもので、県下で8人の研修生がそれぞれの施設で研修に励んでいます。

 当交流センターにも11月からOさんが研修に来ています。その5ヶ月の研修結果を発表しました。

 地域の資源調査や農産物の加工技術、販売実務等を実務をしながら研修してきたもので、笹間神楽や地区に伝わる行事「さわ飯」、大麦栽培等について発表しました。

 交流センターは6次産業への取り組みの社会実験の場ともいえる施設で、その趣旨はこれから活かしていく必要があります。
 
 県各地で頑張っている研修生の様子も知ることができ参考になったと思います。
 また、森町の田邉哲さんの講演「3%の輪を広げよう」をテーマに、笑っ茶うお参りコース等の話もあり盛り上がりました。
  

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2011年03月15日

松の剪定

 東日本大震災。私達はテレビ等で見聞きするだけですが、その惨状と刻々変わる原発の情報にも、ただ手をこまねいているだけで何もできないことをもどかしく感じます。

 昨日報告した「笹間会」でも、何かできることをやろうということで急遽「お見舞金」を出し合い会長等が関係機関へ届けました。

 さて、写真は近所のYさんが運動場の松を剪定してくれている様子です。剪定前と比べてみてください。

 先日も紹介しましたがいろいろ御支援をいただいています。
 松は数日かけて見違えるようになりました。
 感謝、感謝です。
 
  

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2011年03月14日

笹間会

 笹間地区出身者で県内外にお住いの方々で笹間会が結成されています。
 昨日、恒例の第32回笹間会が静岡市で開かれ約100名が出席しました。

 最初に入屋会長から「地震で被災された方々にお見舞いの言葉」があり、出席者には「この会から元気をもらった。エネルギーをもらったという会にしてほしい」と挨拶がありました。(写真上)

 さらに笹間神楽保存会の坂田さんから、最近の活動や新たに作成したDVDについて紹介がありました。(写真中)
 また筆者からも、日頃当交流センターを支援していただいているお礼とホタルまつり等イベントについても案内をしました。

 出席者の中には、久しぶりで会ったという同級生等もあり、和気あいあいのうちに時間を過ごしました。
  

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2011年03月13日

観光ガイド研修

 昨日、川根町の観光ガイド研修が、ここ笹間地区でおこなわれました。
 NPOまちづくり川根の会、おもてなしクラブが実施したものです。

 最初に、まちかど博物館にもなっている登福寺を訪ねた一行は、和尚さんから、「登福寺の由来」や「石上城と石上兔角之助」等について話を聞きました。

 そのあと石上城跡まで登り、集落の茶畑の中をゆっくりと散策しました。

 さらに約150年前に建ったという日本式の民家K家を訪ね、同家の古老や会員で建物に詳しい平口さんから説明を受けました。

 お昼は当交流センターで地元の手づくりのお弁当をたべて、ゆっくりした「ささま時間」を過ごし、「こんな時間があっても良いね」と好評でした。

 画像:
  

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2011年03月12日

地震 講師と携帯電話で

 昨日の地震、筆者は会議中でしたが、血圧が急に上がったかと思いました。被害を受けた方々お見舞い申し上げます。
 現在、ここ笹間地区は平穏です。

 昨夜、夢づくり会館で「NPO法人こころ」の主催する「こころと福祉のセミナー」が開かれ出席しました。

 愛媛県愛南町から精神障害者の就労支援に取り組んでいる「NPOハートinハートなんぐん市場」から講師を招いてのセミナーで、大勢の方が出席しました。

 しかし、講師の乗った新幹線が地震のためストップして会場に来られませんでした。
 あらかじめ準備してあったビデオを見た後、携帯電話で講師の中野良治さんと話すことができました。(写真上)
 会場全体に、やり取りが聞こえるようにしてもらい、質問にも受け答えしてくれました。

 「当事者と専門家、住民」がNPOの理事になって、積極的に障害者の就労に取り組んで、地域活性化に寄与しているという趣旨でした。
 講師が来れないというハプニングの中で内容も強く印象に残った良いセミナーでした。

 主催した「こころ」は島田市島にあり、自立支援法に基づく各種事業等を実施しています。
 しかし、運営は中々厳しいのが現象です。
 寄付金募集中です。是非応援してください。
 問い合わせ先電話0547-46-5561です。
  

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2011年03月11日

公開講座「国際観光」

 先日、「ふじのくにの観光のこれから」~外国人観光客誘致の可能性~についての、大学ネットワーク静岡共同公開講座があり聞きに行ってきました。

 日本大学の宮川幸司先生、富士常葉大学大久保あかね先生の講演と意見交換会がありました。

 国際観光というとまだ身近に感じないところがありますがお客様を迎え入れるということについては、基本的に国内外を問わず同じだということを改めて感じました。
 
 看板一枚にしても直訳ではなくその意味、背景がわかる表記が必要だ、お客様をこころで迎え入れることが大切だ。
 「相手を知り、己を知る」「点ではなく線でつないで面で売る」、歴史や文化を含めて身近な資源を活かして地域ぐるみで取り組むこと等が必要であること等を話されました。
 これらは外国人も日本人のお客様に対しても変わりはありません。

 特に身近な外国人や、まちづくりに情熱と熱い思いを持った人と上手に協力体制を組み、段階を踏んで実践していくことが必要であることも共通していると感じました。
  

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2011年03月10日

伝統食づくり

 昨日、当交流センターを会場にで「エコツアー向け料理研修と情報交換会」が開かれました。

 県の委託を受けて大井川鐵道が実施したもので、静岡市井川地区や川根本町、島田市川根町、県環境ふれあい課や志太榛原農林事務所等も出席、地元のおばあちゃん達も応援にかけつけてくれました。

 今回のテーマは、「そば粉」を使った伝統食と創作料理づくりです。
 長野県の「はやそば」や青森県の「串もち」、「おつけかき」に挑戦しました。

 そば粉はここ笹間産のものを使用しました。
 紙に書いた料理の解説書だけが教材ということで、ワイワイ、しかし楽しく「うちらん方じゃぁこうするぜん」等と大井川流域の伝統料理と一緒になった料理もできあがりました。

 また、ノビルやセリ・イモガラのあえもの、こんカツ、そばいなり、こんにゃくカレー、芋もち、いのしなべ等も持ち込まれ試食して大好評でした。

 さらに、東海フォレストの武村功さんの講演等もあり有意義な時間をすごしました。
 
  

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2011年03月09日

新年度に向けて

 早いもので平成22年度も残り3週間となりました。
 先日、当交流センターを指定管理者として管理・運営している「企業組合くれば」の役員会が開かれ、来年度の取り組み等について話し合いが行われました。

 今年度は2回、3回と来ていただいた方々も多くありました。
 千人を越す宿泊者からアンケートに回答をいただき、指摘のあったことについては可能な限り対応するとともに、地元への波及効果を高めることにも配慮してきました。

 新年度もこの流れを大切に継続するとともに、より一層施設本来の趣旨を活かした取り組みをしていきたいと考えています。

 観光・交流の促進が地域活性化の重要な柱の一つになっている中で、地域間の競争は一層激しくなるだろうし、お客様のニーズを知ることはもちろん、己も知らなくてはならないと思います。
 他の施設との連携による、点から線、線から面への展開も必要です。また何よりもまず私たちが地元への愛情と情熱を持つことも。

 多くの人に「楽しさと夢」を感じていただける施設になりたいと思います。
 最近筆者の机の上に「過程(プロセス)でまったく笑いがない場合はどこかで破綻する」(将棋の米長邦雄さん)というメモがはさんであります。
  

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2011年03月08日

春 です

 ここ交流センターのある笹間川沿いの集落にも春が来たようです。

 朝早くから聞こえるウグイスの鳴き声も「ホーキョ!」から「ホーホケキョ」になってきました。

 今朝はキツツキの「コンコンコン」という木をつつく音が聞こえました。巣作りでしょうか。
 交流センターの窓辺ではスズメがにぎやかに鳴いています。

 堤防道路にある梅の木越しに見る交流センター(写真)も春を感じさせる季節になりました。
 もうすぐ春休みです。
 また元気な子ども達の声が聞かれると思います。
  

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2011年03月07日

音戯の郷(おとぎのさと)

 大井川鐵道千頭駅を下車して徒歩3分。
 写真のようなしゃれた建物が目に入ってきます。
 「豊かな自然に包まれ、音と戯れることをテーマにした体験ミュージアム、音戯の郷。」です。

 先日、そこで第12回目となる「音の彫刻(さくひん)コンクール」の表彰式があり、筆者も元音戯の郷の館長だったということか案内があり出席しました。

 同コンクールは作曲家の神津善行さんを審査委員長に、音環境デザイナーの小久保隆さん、川崎麻児さん、大宅映子さん、神津カンナさん、中村ミナトさん等をそうそうたる方々を審査委員に毎年続けてきました。
 今回は7人の方々が入賞し表彰されました。
 このコンクール、今回で一区切りするということです。
 
 神津善行さんから「こういう時代だからこそ、夢を持つことが大切だ。世の中で本当に大切なことは何か。夢の持てる世の中にするためみんなで考えてみたい。」と話され、感動しました。
  

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2011年03月06日

ささま寄席

 昨夜は、落語苦愛(らくごくらぶ)山々亭茶楽さんと志戸呂寄席一同によるささま寄席が、当交流センターで開かれました。

 地域の人達も大勢来ていただ、和やかな「ささま時間」を過ごしました。

 茶楽さんは何回も交流センターに泊まっていただいておりささま寄席も2回目です。
 今回は5人の方々が次々と高座に上がって熱演しました。 最後に全員で輪になって、ワイワイ交流を深めました。

 出演者は、写真下左から、水神亭蜜柑さん、瓢瓢亭世之介さん、山々亭茶楽さん、夢多亭志念さん、巡礼お鶴さんです。
  

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2011年03月05日

作業道開設

 森林の荒廃防止や山村の活性化を図ることを目的として、ここ笹間地区で設立されている「森づくりS川根・NPO」が作業道の開設等に取り組んでいます。

 森林・林業を取り巻く大変厳しい状況の中で、5年前から森林施業計画に基づき間伐や作業道の開設等を行っています。

 作業道ができると、これまで間伐しても利用できなかった材を搬出できることになり販売が可能となります。

 篤志家の故郷笹間を想う心をきっかけに設立されたNPOですが、森林整備事業等を実施し就労の場としても貴重な存在になっています。

 また当交流センターと連携を保って、各種の体験やイベントも実施しています。
 これからも、交流センターの運営の主体である「企業組合くれば」とともに、車の両輪となって「まちづくり」を進めていきたいと思います。
  

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2011年03月04日

藤棚の剪定

 当交流センターがいつも大変お世話になっている近所のYさん。
 昨日は運動場の一角にある藤棚の剪定をしていただきました。白と紫の藤があり6月頃には甘い香りとともに大きな花が咲くと思われます。

 なんでも、交流センターの前身である旧笹間小学校が建てられた約45年前、YさんがPTAの役員だった頃、この藤を植えた記憶があるそうです。

 現在もある運動場の桜やもみじは、当時地域の人達が各集落から持ち寄って植えたものだとか。
 地域の人々の気持ちがいっぱい詰まっているんだなと感じました。

 その思いは、現在も交流センターに同じように寄せられていると思います。
 
  

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2011年03月03日

ランデヴー in 笹間

 毎年笹間川のホタルが見頃になる6月11日・12日、
1泊2日で「2011 RUNデヴーin笹間」が当交流センターで開かれます。

 チームリバティが主催するもので、「自然豊かな笹間で、一緒にオリジナルランニング教室に参加してみませんか?

 きっと、気の合う仲間との出会いが待っていますよ。

 ランニングやトレーニングの後は、温泉で汗を流したり、ホタルの里まつり等、カラダもココロもリフレッシュしませんか?!」というものです。

 男女それぞれ25名を募集。参加費8000円です。
 申し込み・お問い合わせは、TEL0547-30-0360チームリバティ事務局です。

  

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2011年03月02日

卒業式

 昨日は地元の川根高校の卒業証書授与式があり、筆者も後援会役員として出席しました。

 とても爽やかな良い卒業式でした。
 卒業生のうち約半数が3年間皆勤・精勤したということで生徒達の高校生活に対する姿勢がうかがえました。

 校長先生から「住んでいるところを離れて観ること、いろいろなところに住む人の暮らしを観たり人と交流してほしい。部屋の中でするインターネット等では得られないものがあるはずだ。」と話されました。

 卒業生だけでなく、多くの人々に聞かせてやりたいお話でした。
 全く同感で各種の情報等が机上で瞬時に得られる時代になりましたが、人と人との直接の出会いや暮らしを体感することはいつの時代でも一番大切なものだと思います。

 卒業式ではPTA会長さんが生徒達も取り組んでいる赤石太鼓を披露して式を盛り上げました。
  

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